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続いてラクトンカラーブラック

昨日の講習の続きです。

 

イチジュウカラーの次は、先生の奥さんにラクトンカラーのブラックのみでの施術です。

 

ノンジアミンのラクトンカラーをするのは、別にジアミンアレルギーでもないのですが、奥さんの髪は特殊?な髪でイチゴカラーNB-8でもなかなかトーンアップできず、さらに染まりにくいのです。

 

しかし、今はNB-6で染めてしっかり染まりますのでご安心を。

 

じゃ、今回は初めてのラクトンカラーをやって見ようということで、ベースの色に近いブラックをチョイス。

 

ラクトンカラーのブラックは、イチゴカラーのBK1みたいに真っ黒ではなくブルーブラックな感じです。このように白い紙にちょっと出して指でくるくると伸ばすと色が確認できます。

 

この色がそのままベースのトーンの髪に染着します。左がブラック、右がマホガニーです。


ラクトンカラーの人気の秘密は、従来のカラートリートメントとは違いアルカリ性ということ。これにより染着力を高めています。コントローラーのみ酸性です。

 

さらにHC染料と塩基性染料の含有量を多くしているコンクカラー。

 

さらにメドウラクトン配合で、熱を加えることで、毛髪ケラチンのアミン酸と化学結合(アミド結合)を形成し、疎水性相互作用で疎水化し、毛髪の改善効果が期待でします。


ちょっと固めかな?

 

工程は、ウェットヘアに塗布。アルファビューティーがあるので。アルカリ性のアルファ1を噴霧して塗布しました。


塗布後に、ラップして遠赤で加温の15分。基本的な放置時間は10~45分、平均20分ということですね。


カラーチェック→しっかりすすぎ、しっかりシャンプー→しっかりすすぎ→コントローラーでpH調整とメドウラクトン効果を高めます。

 

よくすすいでフィニッシュ→ドライ

 

メドウラクトン効果を高めるためにアイロン仕上げがベストですが、今回は時間がなくアイロンなしです。

 

それでも、手触り、艶感はよかったです。奥さんもさらさら手触りに大喜び\(^^)/

 

ただ、やはり特殊な髪なのか、部分的に入りが甘いところがあったので、加温タイムをもう少し長くすればよかったと反省~

 

before afterです。


あとは、経過を見てもらいます。

ついつい、中間から毛先塗布の時ハケ持って手伝うので、いつもながら手がこうなります(笑)でも、ブラックはすぐにとれます。


レッドが少し頑固かな?

 

今日も最後までご覧いただきありがとうございました。